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一関市で変形性股関節症

一関市で変形性股関節症でお悩みの方へ
「股関節が痛くて歩くのがつらい」「階段の上り下りが怖い」「病院でレントゲン
を撮ったら変形性股関節症と言われた」!そのようなお悩みをお持ちの方に、原
因・対策・整体でのアプローチを分かりやすくお伝えします。
まずは無料相談‧ご予約
この記事の目次
1. 変形性股関節症とは
2. このような症状はありませんか
3. 変形性股関節症の原因
4. 加齢との関係
5. 姿勢との関係
6. 歩行との関係
7. 病院で行われる治療
8. 手術が必要なケース
9. 手術のメリットとデメリット
10. 放置するとどうなるのか
11. 変形性股関節症でやってはいけないこと 12. 日常生活の注意点
13. セルフケア
14. ストレッチ
15. 運動療法
16. 一関整体院が考える原因
17. 一関整体院の施術
18. よくある質問
19. まとめ
20. ご予約案内
変形性股関節症とは
変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)とは、股関節の軟骨が少し
ずつ摩耗・変性し、関節の形が崩れることで痛みや動きの制限が生じる疾患で
す。 英語では「Osteoarthritis of the hip(OA)」と表記され、世界的にも非
常に多くの患者さんが悩まれている慢性疾患のひとつです。
股関節は骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と大腿骨頭(だいたいこっとう)が
組み合わさった「球関節」です。 この関節面は通常、滑らかなガラス軟骨に覆
われており、体重を分散しながら歩行・屈曲・回旋などの多方向の動きを可能
にしています。 しかし軟骨は血管が少なく、一度傷つくと自己修復が難しいと
いう特性があります。 繰り返しの負荷や加齢、骨格の問題などによって軟骨が
すり減ると、骨と骨が直接接触するようになり、骨棘(こつきょく)と呼ばれ
るトゲ状の骨が形成され、さらに痛みが増します。
発症の多さと一関市の現状 日本における変形性股関節症の患者数は推定で約100万人以上とされており、そ
の約80〜90%は女性です。 特に40代以降の中高年女性に多く見られますが、骨
格の異常(臼蓋形成不全など)がある場合は30代でも発症することがありま
す。
岩手県一関市は農業・農作業が盛んな地域であり、長年にわたって畑仕事や田
んぼの作業をこなしてきた方が多くおられます。 しゃがんだ姿勢での草取り、
重い農機具の運搬、雪かきなど、股関節に繰り返し負担をかける動作が日常的
に行われてきた背景があります。 また、一関市内は車社会であり、長時間の運
転や公共交通機関が少ない環境から歩行量が少なく、筋力低下が起きやすい点
も股関節への負担につながっています。
変形性股関節症の進行ステージ
病態の進行はおおまかに4段階に分類されます。
STA G E 1
前期
軟骨の軽度磨耗。関節裂隙(すき
間)がわずかに狭くなる。痛みは軽
度か自覚がない場合も。
STA G E 2
初期
軟骨の摩耗が進み、骨棘が出現。動
き始めや長歩きで痛みを感じやすく
なる。
STA G E 3
進行期
関節裂隙がさらに狭小化。安静時に
も痛みが生じ、歩行が困難になって
くる。
STA G E 4
末期
軟骨がほぼ消失。骨同士が直接接触
し、強い痛み・歩行困難・脚長差が
顕著。
初期・前期の段階であれば、整体を含む保存療法で進行を遅らせ、痛みを大幅
に和らげることが期待できます。 進行期・末期に進む前に適切なケアを始める ことがとても大切です。
このような症状はありませんか
変形性股関節症は初期には気づきにくく、「年のせい」「疲れのせい」と見過
ごされがちです。以下の症状が続いている場合は、早めのご相談をお勧めしま
す。

股関節や太ももの付け根、お尻に鈍い痛みがある

朝起き上がったときや座ってから立つときに股関節がこわばる

歩き始めの数歩だけ痛みが出て、しばらくすると楽になる

長時間歩くと股関節から膝にかけて痛くなる

階段の昇降、特に降りるときに痛みを感じる

靴下や靴を履くのに股関節が曲げにくくて時間がかかる

正座やあぐらができなくなってきた

歩くと「ポキポキ」「ガリガリ」という音が股関節からする

左右の脚の長さが違う気がする、または歩くと体が傾く

片方の股関節だけ痛みがある(右または左に偏ることが多い)

病院でレントゲンを撮り「変形性股関節症」「臼蓋形成不全」と言わ
れた ポイント
変形性股関節症の痛みは「鼠径部(そけいぶ)」=足の付け根の内側に
出やすい特徴があります。「股関節の痛み」と思っていても、実際には
腰や膝に原因がある場合もあります。逆に、膝の痛みや腰痛だと思って
いたら股関節が原因だったケースもよくありますので、一つの部位だけ
でなく全体的に診ることが大切です。
変形性股関節症の原因
変形性股関節症の原因は大きく「一次性(原発性)」と「二次性(続発性)」
に分けられます。
一次性変形性股関節症
明確な原因疾患が特定されないタイプです。加齢・体重増加・遺伝的素因・長
年の使い過ぎなどが複合的に関与して発症します。 欧米では全体の50〜60%を
占めると言われていますが、日本では比較的少なく、二次性が主流です。
二次性変形性股関節症
日本で最も多いのがこのタイプです。主な原因疾患・要因には以下があります。
① 臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)
寛骨臼(骨盤側のお椀のような骨)が浅いために大腿骨頭を十分に覆えず、関
節面への圧力が一点に集中してしまう状態です。 日本人の変形性股関節症の約
70〜80%はこの臼蓋形成不全を基盤としていると言われており、先天的・発育 性の要因が大きいとされています。 幼少期の股関節の発育不全が成人後に問題
となるケースが多く、特に女性に多い特徴があります。
② 先天性股関節脱臼・亜脱臼
生まれつき股関節が外れた状態、または不安定な状態で発育した場合、関節の
かみ合わせが不良なまま成長するため、中年以降に変形性股関節症へ進行する
リスクが高まります。
③ ペルテス病・大腿骨頭壊死
子どもの頃に股関節への血流障害が生じるペルテス病や、成人後のステロイド
使用・大量飲酒・外傷などによる大腿骨頭壊死も、骨頭の変形を通じて変形性
股関節症を引き起こすことがあります。
④ 関節リウマチ・感染性関節炎
関節リウマチによる炎症や、細菌感染による化膿性股関節炎の後遺症として軟
骨が破壊され、変形性股関節症に移行することがあります。
⑤ 外傷・骨折
交通事故や転倒による骨折・脱臼が治癒した後も、関節面のかみ合わせが元通
りにならなかった場合、長期的に変形が進みやすくなります。
関節への過剰な負荷
原因疾患の有無にかかわらず、日常的に股関節へ大きな負荷がかかり続けるこ
とで変形が加速します。 具体的には体重の増加(肥満)、農作業・重労働、長
時間立ち仕事、左右非対称な体の使い方などが挙げられます。 一関市のように
農業・農作業に従事する方や、工場・介護職など立ち仕事の多い方は特に注意
が必要です。
注意
「変形性股関節症=年のせいだから仕方ない」と諦めてしまう方がいま すが、原因を正しく理解してケアすることで、痛みの軽減や進行の抑制
は十分に可能です。ぜひ早期のうちに専門家にご相談ください。
加齢との関係
加齢は変形性股関節症の重要なリスク因子のひとつです。しかし「加齢だから
仕方ない」で片付けてはいけません。 加齢に伴ってどのような変化が股関節に
起きるのかを理解することで、対策の方向性が見えてきます。
軟骨の水分量と弾力性の低下
関節軟骨の主な成分はコラーゲン・プロテオグリカン・水です。 20代をピーク
として加齢とともに軟骨内の水分量が低下し、弾力性(クッション性)が失わ
れていきます。 これにより、体重がかかったときに軟骨が変形を吸収する能力
が落ち、小さなダメージが積み重なりやすくなります。
筋力の低下
股関節を支える筋肉(中殿筋・小殿筋・腸腰筋・大腿四頭筋など)は、加齢に
伴ってその量と質が低下します。 筋力が低下すると、関節面にかかる衝撃を筋
肉で分散する能力が落ち、軟骨への直接負荷が増します。 特に60代以降は筋肉
量の減少(サルコペニア)が顕著になるため、意識的な筋力維持が不可欠で
す。
骨粗鬆症との関連
閉経後の女性は女性ホルモン(エストロゲン)の減少により骨粗鬆症になりや すく、骨密度の低下が股関節周辺の骨にも影響します。 骨粗鬆症と変形性股関
節症は直接の因果関係は複雑ですが、骨の脆弱化が股関節全体の安定性に影響
することは間違いありません。
加齢だけが原因ではない
重要なのは、同じ年齢でも股関節に問題がほとんどない方と、著明な変形が生
じている方がいるという事実です。 この差は遺伝的素因・骨格の形・生活習
慣・筋力・体重管理などによって生まれます。 つまり加齢はあくまで「リスク
を高める要素」のひとつであり、適切なケアで進行を十分に遅らせることがで
きます。
一関市の高齢化と股関節の関係
一関市は岩手県南部に位置し、人口の高齢化が進む地域です。 高齢にな
るほど変形性股関節症の有病率は上がりますが、同時に骨折リスクも高
まります。 雪の多い冬季には転倒・骨折が頻発しやすく、大腿骨頸部骨
折から寝たきりになるリスクもあります。 股関節の痛みを早期にケアし
て歩行能力を維持することは、転倒予防・介護予防の観点からも極めて
大切です。
姿勢との関係
姿勢のゆがみは股関節への負荷分散を乱す大きな原因です。 変形性股関節症の
方の多くに、姿勢や骨盤の傾きに何らかの問題が見られます。
骨盤の傾きと股関節 骨盤が前傾(反り腰)しすぎると大腿骨頭が寛骨臼から前方に突き出る方向に
力がかかり、関節前面の軟骨に余分な圧力がかかります。 逆に骨盤が後傾する
と股関節が内旋(内側に回る)しやすくなり、関節面の特定部位にストレスが
集中します。 一関市でデスクワークをされている方や、長時間車の運転をされ
る方に骨盤の傾きの問題が多く見られます。
左右の骨盤の高さのズレ
片側の足に重心をかける立ち方(いわゆる「休め」の姿勢)や、仕事・農作業
での繰り返し動作による左右差などが積み重なると、骨盤の高さに左右差が生
じます。 これによって片方の股関節ばかりに体重が集中し、その側の軟骨が早
期に摩耗しやすくなります。 変形性股関節症が「右だけ痛い」「左だけ痛い」
という片側性になりやすい理由のひとつがここにあります。
猫背・円背との関連
猫背や円背(背中が丸まった状態)は重心を前方に移動させ、股関節・膝関
節・足首の各関節に余分なストレスをかけます。 特に高齢者で背中の丸まりが
強い場合、体重を支えるために股関節を深く曲げた状態で歩くことになり、前
方の軟骨に集中した圧力がかかります。
脊柱との連動
腰椎の前彎(反り腰)や後彎(腰が丸まる)は骨盤の傾きに直結し、股関節の
向きを変えます。 脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアを併発しているケースで
は、腰の問題と股関節の問題が相互に影響し合い、症状が複雑化することがあ
ります。
歩行との関係 股関節は歩行において非常に重要な役割を果たしています。 通常の歩行では、
片足立ちの瞬間に股関節には体重の3〜5倍もの力が加わるとされています。 体
重60kgの人であれば、歩く度に180〜300kgほどの力が片方の股関節にかかって
いる計算になります。
トレンデレンブルグ徴候
股関節を外側から支える中殿筋(ちゅうでんきん)が弱化すると、片足立ちの
ときに反対側の骨盤が下がるトレンデレンブルグ徴候が現れます。 このとき体
はバランスをとろうとして体幹を患側(痛い側)に傾けるため、独特のよちよ
ちした歩き方(トレンデレンブルグ歩行・デュシェンヌ歩行)になります。 こ
の異常歩行は股関節に余分な側方ストレスをかけ、変形をさらに進める悪循環
を生みます。
歩幅・歩行速度の低下
痛みを避けるために股関節を十分に伸展させず、歩幅が小さくなります。 また
歩行速度が低下することで体全体の活動量が減り、筋力低下・体重増加・心肺
機能低下という二次的な問題へとつながります。
補正歩行によるひざ・腰への影響
股関節の痛みをかばうことで生まれた異常な歩き方は、膝関節・腰椎・足首へ
余分な負担をかけます。 変形性股関節症の方が変形性膝関節症や腰痛を合併し
やすい理由のひとつがこの「補正歩行」によるものです。
歩行改善のポイント
変形性股関節症の方に適切な歩き方(かかとから着地・股関節をしっか
り伸展させる・体幹を安定させる)をお伝えし、中殿筋を中心とした筋
力強化を行うことは、股関節への負荷を減らし痛みを和らげる上で非常
に効果的です。一関整体院では歩行の状態を観察した上で個別のアドバ イスを行っています。
病院で行われる治療
変形性股関節症と診断された場合、病院では主に以下の保存療法が行われま
す。 病期・重症度・患者さんの年齢・活動レベルに応じて組み合わされます。
保存療法の種類



内容 目的




NSAIDs(非ステロイド抗炎症薬)、アセトアミノフ
ェン、関節注射(ヒアルロン酸‧ステロイド)
痛みの軽減‧炎
症の抑制




理学療法士による運動療法‧筋力強化‧歩行訓練 筋力維持‧関節
の安定‧歩行改





杖の使用、足底板(インソール)、股関節装具 股関節への荷重
分散‧安定化 体



食事‧運動指導による体重の適正化 関節負荷の軽減




股関節に負担のかかる動作の避け方‧日常生活の工

悪化予防‧QOL
改善
ヒアルロン酸関節注射について
股関節内にヒアルロン酸を注入することで、関節の潤滑性を高め軟骨への摩耗
を軽減することが期待されます。 効果には個人差があり、数週間〜数ヶ月の効
果持続が一般的です。 定期的な注射が必要になることも多く、また深い股関節
への注射は超音波ガイド下で行う必要があり、施設によって対応が異なりま
す。
保存療法の限界
保存療法は「痛みを和らげる」「進行を遅らせる」ことが主な目的であり、す
でに失われた軟骨を再生したり、変形した骨を元に戻したりする効果はありま
せん。 痛みが強く日常生活が著しく制限される場合は、手術が検討されます。
手術が必要なケース
変形性股関節症に対する手術は、保存療法で十分な効果が得られず、生活の質
(QOL)が大きく損なわれている場合に検討されます。 すべての方が手術に至
るわけではなく、病期・年齢・活動レベルを総合的に判断して決定されます。 手術が検討される主な状況

保存療法を3〜6ヶ月以上続けても痛みが改善しない

安静時や夜間にも痛みが強く、睡眠が妨げられている

歩行困難が高度で、日常生活や就労が著しく制限されている

レントゲン・MRIで軟骨がほぼ消失し、骨同士が接触している(末
期)

脚長差が大きく、歩行バランスが著しく乱れている
手術の種類
① 骨切り術(寛骨臼回転骨切り術・大腿骨骨切り術)
臼蓋形成不全など骨格の問題が根本原因の場合に、骨を切って向きを変え、関
節面のかみ合わせを改善する手術です。 比較的若年(40〜50代まで)の患者さ
んに適応されることが多く、自分の関節を温存できるメリットがあります。
② 人工股関節置換術(THA)
変形した関節を取り除き、金属・セラミック・ポリエチレン製の人工関節に置
き換える手術です。 末期〜進行期の変形性股関節症に広く用いられており、術
後の痛みの改善効果が高いとされています。 現在の人工関節は耐久性が向上し
ており、20〜30年以上機能するケースも増えています。
手術のメリットとデメリット 手術を検討する際は、メリットとデメリットの両面を正しく理解した上で判断
することが大切です。
人工股関節置換術のメリット

末期の重度な痛みを根本的に解消できる可能性が高い

歩行能力・日常生活動作(ADL)が大幅に改善される

術後3〜6ヶ月で多くの患者さんが日常生活に復帰できる

長期的な人工関節の耐久性が向上している(20〜30年以上)
人工股関節置換術のデメリット・リスク

全身麻酔・脊椎麻酔を伴う侵襲的な手術であり、手術・麻酔リスクが
伴う

術後に脱臼のリスクがあり、特定の動作(深くしゃがむ・足を極端に
内旋させるなど)を避ける必要がある

感染症・血栓症(深部静脈血栓症・肺塞栓症)などの合併症のリスク
がある

人工関節の摩耗・ゆるみにより、将来的に再置換術が必要になる場合
がある

術後のリハビリに数ヶ月を要し、農作業・重労働への復帰に制限が生
じる場合がある 整体院からのご案内
一関整体院では手術をお勧めすることも、否定することも行いません。
手術は医師の判断のもとで行われるものです。ただし、「手術の前に一
度整体で試してみたい」「手術後のリハビリをサポートしてほしい」と
いうご要望には丁寧に対応しています。
放置するとどうなるのか
「まだ歩けるから大丈夫」「痛みに慣れてきた」と感じて変形性股関節症を放
置していると、段階的にさまざまな問題が生じます。
軟骨の消失と骨変形の進行
変形性股関節症は基本的に進行性の疾患です。 何も対処しなければ軟骨の摩耗
は続き、骨棘の形成・骨頭の変形・関節の拘縮(かたまること)が進みます。
初期段階では保存療法で十分コントロールできるものが、放置することで手術
が避けられない状態になってしまうことがあります。
歩行能力の著明な低下
痛みが増すにつれて歩行距離が短くなり、活動範囲が狭まります。 一関市のよ
うに車が必須の地域でも、運転時の足の操作が困難になるケースがあります。
最終的には日常的な家事・買い物・外出が困難になり、生活の質(QOL)が大
幅に低下します。
膝・腰・反対側の股関節への連鎖 痛みのある側をかばい続けることで、反対側の股関節や膝関節・腰椎への過剰
な負荷が生まれます。 最初は片方の股関節だけだった問題が、やがて両股関
節・膝・腰とまたがる多部位の痛みへと発展することがあります。
全身的な筋力低下・転倒リスク
歩かなくなることで全身の筋力が低下し、転倒リスクが高まります。 特に冬の
降雪期は一関市内の道路が凍結することも多く、股関節の不安定さに加えて路
面の悪さが重なると転倒・大腿骨骨折のリスクが著しく増します。
精神的健康への影響
慢性的な痛み・行動範囲の縮小・社会参加の減少は、うつ状態や意欲の低下に
つながることも研究で示されています。 特に高齢者では慢性疼痛による閉じこ
もりが認知機能の低下とも関連します。
変形性股関節症でやってはいけないこと
変形性股関節症の方が日常的に行っているとかえって症状を悪化させてしまう
行動があります。 以下の点に注意してください。
やってはいけない動作・行動
① 深くしゃがむ・正座・あぐら
股関節を深く曲げる動作は関節内圧を高め、軟骨への圧力を増します。 特に和
式トイレの使用、農作業での草取りポーズ、床からの立ち上がりなどは繰り返
し行うことで症状を悪化させます。
② 長時間同じ姿勢でいる 長時間の座りっぱなし(デスクワーク・運転)は股関節周囲の血流を悪化さ
せ、朝のこわばりや痛みの増悪につながります。 1時間に1回は立ち上がって軽
く動くことが推奨されます。
③ 患部を強く揉む・叩く
炎症が起きているときに股関節周囲を強く揉んだり、叩いたりすると炎症が悪
化します。 急性の痛みが強いときはアイシング(冷却)が推奨され、慢性期で
は温めることが多いですが、炎症の有無を見極めることが重要です。
④ 急激な激しい運動・衝撃の強い運動
ランニング・ジャンプ・サッカーなど股関節に大きな衝撃や捻りを加える運動
は、軟骨への損傷を加速させる可能性があります。 特に初期から中期の方は、
水中ウォーキングや水泳など関節への負荷が少ない運動が推奨されます。
⑤ 杖を使わずに無理して歩く
「杖を使うのが恥ずかしい」「まだ使いたくない」という気持ちは理解できま
すが、痛みが強い段階で杖なしで歩くと股関節への衝撃荷重が増し、変形を加
速させます。 杖は患側と反対の手で使うのが正しい使い方です。
⑥ 極端な食事制限による急激な体重減少
体重を減らすことは股関節への負荷軽減に有効ですが、急激な食事制限は筋肉
量の低下を招き、かえって関節の安定性を損ないます。 栄養バランスを保ちな
がら緩やかに減量することが大切です。
日常生活の注意点
変形性股関節症と上手に付き合いながら生活の質を維持するために、日常の動
作を少し工夫するだけで股関節への負荷を大きく減らすことができます。 入浴・トイレ
和式トイレは股関節に大きな負担がかかるため、洋式トイレへの変更を推奨し
ます。 入浴は体を温め血流を改善するため、症状緩和に有効です。 浴槽への出
入りは手すりを活用し、片足に全体重をかけないようにしましょう。 シャワー
のみの場合は防水の椅子を使って座って行うと股関節への負荷が減ります。
床からの立ち上がり
床に座った状態から立ち上がる動作は股関節に大きな力がかかります。 椅子や
床に置いた台などに手をついて行うか、可能であれば床に座る機会を減らし椅
子生活に切り替えることが推奨されます。
靴の選び方
靴底が薄く硬い靴は衝撃を直接股関節へ伝えます。 クッション性の高いスニー
カーや、カスタムインソール(足底板)の使用が推奨されます。 ヒールの高い
靴は重心を前方に移動させ股関節への負荷が増すため、なるべく避けましょ
う。
農作業・家事での注意
一関市で農作業をされている方は、しゃがみ姿勢での草取りを膝立ち(膝パッ
ドを使用)に切り替える、作業台の高さを調整して前かがみを減らすといった
工夫が有効です。 重い荷物を持つときは股関節に大きな力がかかるため、カー
トや台車の活用を積極的に検討しましょう。
睡眠姿勢
仰向けに寝て両膝の間に枕やクッションを挟むことで股関節の内旋を防ぎ、痛
みを軽減できます。 横向きに寝る場合は患側を上にして、両膝の間にクッショ
ンを入れると股関節への圧力が分散されます。 体重管理
体重を1kg減らすと、歩行時の股関節への負荷はおよそ3〜5kg軽減されると言
われています。 BMIを適正範囲(18.5〜25)に保つことは変形性股関節症の進
行抑制に非常に効果的です。
セルフケア
専門家によるケアと並行して、ご自身でできるセルフケアを毎日続けることが
症状改善の鍵となります。 無理のない範囲で継続することが大切です。
温熱療法(温める)
慢性期(急性炎症が落ち着いている状態)では、股関節を温めることで血流が
改善し、筋肉のこわばりが緩んで痛みが和らぎます。 入浴(38〜40℃のぬるめ
のお湯に10〜15分)や電気毛布・使い捨てカイロなどを活用しましょう。
注意
股関節周囲が腫れていたり、触ると熱感がある場合は急性炎症の可能性
があります。その場合は温めず、アイシング(氷嚢や保冷剤を10〜15
分)が推奨されます。判断が難しい場合はご相談ください。
アイシング(冷やす)
長時間歩いた後や農作業の後など、股関節がズキズキと熱を持った感じがする
ときはアイシングが有効です。 保冷剤や氷嚢をタオルで包み、10〜15分を目安
に当てます。 直接皮膚に当てると凍傷になる可能性があるため、必ずタオルを 間に挟んでください。
杖の正しい使い方
杖は痛みのある側(患側)と反対の手で使います。 これは歩行時に患側に体重
がかかる瞬間に、杖がサポートとなり股関節への衝撃を軽減するためです。 T字
杖・ロフストランドクラッチ・四点杖など種類があり、症状の程度に応じて選
びます。
体重コントロールのための有酸素運動
股関節への負荷が少ない有酸素運動として「水中ウォーキング」が特に推奨さ
れます。 水の浮力で体重の約90%が免荷されるため、陸上歩行に比べて股関節
への衝撃が大幅に減ります。 一関市周辺の温水プール施設や温泉施設を活用す
るのも良い選択です。
ストレッチ
股関節周囲の筋肉をやわらかく保つことは、関節への過剰な負荷を分散し、可
動域の低下を防ぐために非常に重要です。 以下のストレッチは痛みが強い急性
期は避け、慢性期・比較的痛みが落ち着いているときに行ってください。 各ス
トレッチは「気持ちよく伸びている感覚」が目安であり、強い痛みが出る場合
はすぐに中止してください。
① 仰向け股関節屈曲ストレッチ(腸腰筋・股関節前面)
仰向けに寝て片膝を両手で抱え、胸の方へゆっくり引き寄せます。 反対側の足
は伸ばしたままにします。 股関節の前面(鼠径部)から大腿前面が伸びていれ
ば正しくできています。 1回20〜30秒、左右3回ずつを目安に行います。 ② 外旋筋ストレッチ(梨状筋・外旋六筋)
仰向けに寝て右膝を曲げ、右足首を左膝の上に乗せる「4の字」の姿勢を作りま
す。 両手で左膝裏を持ち、ゆっくりと胸側に引き寄せます。 右のお尻の奥にあ
る梨状筋が伸びていれば正しくできています。 1回20〜30秒、左右3回ずつ。
③ 中殿筋ストレッチ(股関節外側)
仰向けに寝て右膝を曲げ、その右足を体の左側に倒して(左手で膝をゆっくり
押す)お尻の外側を伸ばします。 右のお尻の外側(大腿骨大転子の上あたり)
が伸びていれば正しくできています。 1回20〜30秒、左右3回ずつ。
④ 内転筋ストレッチ(股関節内側)
椅子に座った状態で両足を肩幅より少し広めに開き、両膝の上に手を置いてゆ
っくり上体を前に倒します。 股の内側(内転筋群)が伸びていれば正しくでき
ています。 和式の動作やあぐらが困難な方向けの座位ストレッチです。 1回
20〜30秒、3セット。
⑤ 大腿四頭筋ストレッチ(太ももの前面)
椅子の背もたれか壁に手をついて立ち、片手で足首を持ってかかとをお尻に引
き寄せます。 太ももの前側が伸びていればOKです。 膝を後ろに引くのではな
く、股関節を後ろに伸ばすイメージで行うと股関節前面も同時にストレッチさ
れます。 1回20〜30秒、左右3回ずつ。
ストレッチを行う際の基本ルール
①反動をつけない ②呼吸を止めない(伸ばしながらゆっくり息を吐
く) ③強い痛みが出たら中止 ④毎日続けることが最も重要 運動療法
変形性股関節症に対する運動療法は、国際的なガイドラインでも強く推奨され
ています。 適切な運動は股関節周囲の筋力を高め、関節の安定性を向上させ、
痛みを軽減する効果が期待されます。
中殿筋強化(サイドライイングアブダクション)
横向きに寝て、上側の脚をゆっくり天井に向かって持ち上げます。 このとき体
が前後に傾かないようにします。 5〜10cm程度の高さで十分です。 おへそを引
き込んだ状態(腹圧を高めた状態)で行うと、体幹の安定も同時に鍛えられま
す。 10〜15回×2〜3セット、左右とも行います。
腸腰筋強化(ヒップフレクション)
椅子に座った状態で、片膝を胸の方へゆっくり持ち上げます。 太ももが水平に
なる程度まで上げ、2〜3秒キープしてからゆっくり下ろします。 立位でも行え
ますが、バランスが心配な方は椅子を使います。 10〜15回×2セット、左右と
も。
大腿四頭筋強化(椅子での膝伸展)
椅子に浅く座り、片膝をゆっくりまっすぐに伸ばし2〜3秒キープしてから下ろ
します。 大腿前面(太ももの前の筋肉)を意識して行います。 膝関節への負担
が少なく股関節周囲の安定にも寄与します。 10〜15回×2セット、左右とも。
水中ウォーキング
水の浮力で体重が大幅に軽減され、関節への衝撃なく有酸素運動ができます。
プールが利用できる環境であれば週2〜3回・20〜30分を目標に継続しましょ う。 一関市内の温水プール・温泉施設の活用がお勧めです。
自転車こぎ(エアロバイク)
膝や股関節への衝撃が少ない有酸素運動として、室内の固定式自転車(エアロ
バイク)が推奨されます。 サドルを少し高めに設定することで股関節の深い屈
曲を避けられます。 天候に左右されず、雪の多い冬の一関市でも安全に継続で
きます。
歩行(平坦な場所での適度なウォーキング)
痛みの程度によっては、平坦な舗装路でのウォーキングも有効です。 「痛みが
出ない範囲の距離・速度」を守ることが大切で、痛みを我慢して歩くことは避
けてください。 クッション性の高い靴を履き、杖が必要な方は必ず使用しまし
ょう。
一関整体院が考える原因
一関整体院では、変形性股関節症の根本的な背景として「股関節単体の問題」
よりも「体全体のバランスの乱れ」が大きく関与していると考えています。 レ
ントゲンで「変形があります」と言われた方でも、体全体の姿勢・筋肉のバラ
ンスを整えることで痛みが大幅に改善するケースを多く経験しています。
骨盤・仙腸関節のゆがみ
股関節は骨盤と直接つながっています。 骨盤が左右どちらかに傾いていたり、
前後に過剰に回旋していると、片方の股関節に集中した荷重がかかります。 長
年の農作業・運転・左右非対称な仕事の動作が骨盤のゆがみを生み、それが股
関節への負荷の不均等につながるケースが非常に多いです。 股関節周囲筋の硬さと弱さ
股関節を安定させるためには、中殿筋・小殿筋・腸腰筋・外旋六筋(梨状筋な
ど)・大腿四頭筋など多くの筋肉が協力して働く必要があります。 これらの筋
肉のどれかが過緊張(固まっている)であったり、反対に弱化(使えていな
い)であったりすると、関節面への圧力の偏りが生まれます。
足部・膝・腰の連鎖的な問題
股関節の問題は単独で起きることは少なく、足部のアーチの崩れ(扁平足・外
反母趾)・膝の内反(O脚)・腰椎の前彎異常などと連動して発生します。 足
元から全身を見直すアプローチが、根本からの改善に欠かせません。
一関市特有の生活背景
農作業・除雪作業・長時間の車の運転・冷えやすい気候Fこれらは一関市に
お住まいの方の多くが共通して抱える生活背景です。 こうした地域性を踏まえ
た上で、「その方の生活習慣に合ったケア」を提案することが一関整体院のア
プローチの特徴のひとつです。
一関整体院の施術
一関整体院では、変形性股関節症の方に対して「痛みの軽減」だけでなく「痛
みが出にくい体づくり」を目標に、一人ひとりの状態に合わせた施術を行って
います。 担当者は柔道整復師の国家資格を取得しており、骨・関節・筋肉・靭
帯の専門的な知識に基づいて施術いたします。
① 詳細なカウンセリングと姿勢評価 初回はお体の状態・生活背景・お仕事の内容・どのような動作で痛みが出るか
などを丁寧にお聞きします。 その後、立位・歩行・股関節の可動域・骨盤の傾
きなどを評価し、痛みの原因を多角的に探ります。
② 骨盤・仙腸関節の調整
骨盤の傾き・ゆがみを整えることで、股関節への荷重バランスを適正化しま
す。 強い力を加えずに関節の動きを滑らかにする手技を用いるため、痛みが強
い方や高齢の方でも安心して受けていただけます。
③ 股関節周囲筋・臀筋群のアプローチ
硬く緊張した中殿筋・梨状筋・腸腰筋・大腿筋膜張筋などに対して、丁寧な筋
膜リリースや筋肉調整を行います。 股関節を取り巻く筋肉のバランスが整う
と、関節面への圧力が分散され痛みが和らぎます。
④ 体幹・下肢全体のバランス調整
足部のアーチ・膝のアライメント・腰椎の状態など、股関節に影響を与えてい
る全身のバランスを総合的に整えます。 体全体の連動性が回復することで、歩
行の改善や痛みの再発防止につながります。
⑤ セルフケア指導とホームエクササイズ
施術の効果を日常で維持するために、お一人おひとりの状態に合ったセルフス
トレッチや筋力強化の方法をお伝えします。 農作業中の体の使い方・痛みが出
たときの対処法など、一関市の生活に即した実践的なアドバイスもいたしま
す。
一関整体院の特徴
「変形があるから整体では意味がない」とお思いの方も少なくありませ
ん。しかし、変形の程度と痛みの強さは必ずしも一致しません。筋肉・ 骨盤・姿勢のバランスを整えることで、変形があっても痛みが大幅に軽
減し、日常生活を快適に過ごせるようになる方が多くいます。まずはご
相談ください。
よくある質問
Q. 変形性股関節症でも整体を受けられますか?
A.
はい、受けていただけます。「変形がある=整体はNG」ということはあ
りません。ただし急性炎症が強い時期(股関節が熱を持って腫れている状
態)や、骨折を合併している場合はお断りすることがあります。初回カウ
ンセリング時にお体の状態を確認した上で、安全に施術できるかどうかを
ご説明します。
Q. 病院でも治療中ですが、並行して通えますか?
A.
はい、問題ありません。服薬中・注射治療中の方でも施術を受けていただ
けます。医師からの指示がある場合はそちらを優先していただきながら、
整体で筋肉・姿勢のアプローチを同時に進めることで、より効果的なケア
が期待できます。
Q. 何回通えば改善しますか?
A.
症状の程度・罹病期間・生活環境によって個人差があります。比較的軽度 の方は3〜5回の施術で痛みの軽減を実感される方が多い一方、長年の慢性
症状がある方や進行期の方は継続的なケアが必要なことがあります。初回
施術後の変化を見ながら、必要な施術回数と頻度について丁寧にご説明し
ます。
Q. 手術を勧められていますが、整体で回避できますか?
A.
整体が手術を「回避させる」とは断言できません。末期で軟骨がほぼ消失
している場合、痛みを根本から解消するには手術が最も有効な選択肢にな
ることがあります。ただし「手術前に保存療法で試したい」という段階の
方に対しては、痛みの軽減・機能の維持を目指して施術を行います。手術
後のリハビリサポートとして通院される方もおられます。
Q. 農作業を続けながら通院できますか?
A.
はい、農作業を続けながら通院される方は多くいます。農作業中の姿勢・
動作の工夫についてもご相談いただければ、股関節への負荷を減らしなが
ら農作業を続けるためのアドバイスをいたします。農繁期で通院が難しい
時期は施術間隔を調整することも可能です。
Q. 高齢で体が弱いのですが、施術は受けられますか?
A.
はい、高齢の方も多くご来院いただいています。施術の力加減・姿勢・台
への乗り降りなど、お体の状態に合わせて細やかに対応します。ご家族と
一緒にご来院いただくことも可能です。不安なことは何でもお気軽にご相
談ください。
Q. 自賠責保険(交通事故)は使えますか? A.
交通事故による股関節・腰・膝の損傷については、自賠責保険を使った施
術が可能な場合があります。事故後に変形性股関節症が悪化したというケ
ースも含め、まずはご相談ください。
Q. LINE予約はできますか?
A.
はい、LINEからのご予約・お問い合わせに対応しています。電話が難し
い時間帯でもLINEから24時間メッセージを送っていただけます。公式
LINEへの登録後、メッセージにてご希望の日時をお知らせください。
まとめ
この記事でお伝えしたことを整理します。
変形性股関節症は股関節の軟骨が摩耗・変性し、痛みや動きの制限が
生じる疾患で、日本人女性に特に多い
原因は臼蓋形成不全・先天性股関節脱臼・加齢・体重増加・姿勢の乱
れなど多岐にわたる
加齢は重要な要因だが、適切なケアで進行を遅らせることは十分に可

骨盤のゆがみ・歩行の乱れ・股関節周囲筋の問題が痛みを増幅させて
いるケースが非常に多い
病院での保存療法(薬・注射・理学療法)と整体を組み合わせること
で、より効果的なケアが期待できる
手術は末期で痛みが強い場合の選択肢であり、進行期前に保存療法で コントロールできるうちに早期対処することが重要
日常生活の工夫・ストレッチ・適切な運動の継続が進行抑制と痛みの
軽減に欠かせない
一関整体院では、柔道整復師が骨盤・筋肉・全身バランスを総合的に
診て、一人ひとりに合った施術とセルフケア指導を行っている
「変形があるから仕方ない」「手術するしかない」と思い込んでいた方も、ぜ
ひ一度ご相談ください。 変形の程度と日常の痛みの強さは必ずしも一致しませ
ん。 適切なアプローチで、農作業・家事・外出を楽しめる体を目指しましょ
う。
ご予約案内
一関市で変形性股関節症・股関節の痛みでお悩みの方は、ぜひ一関整体
院へご相談ください。
初回はカウンセリングを丁寧に行い、原因と施術の方針をわかりやすく
ご説明します。

 

一関市の一関整体院